「産直コーナ新規開設の進め方(既存スーパー)」

当社の場合、既存の産直施設、売場が上手くいっていない、課題を発見して解決してほしい。との問い合わせが約80%です。
特に食品スーパーでは産直売場を新規開設したいという相談は非常に少ないのですが、先日、ご連絡頂いた食品スーパーは正に
産直売場を初めて開設するので、生産者の確保や売場づくりなど何をどの様に準備したらよいのだろうか。と言ったご相談でした。
私は「産直コーナ新規開設の進め方(既存スーパー)」と言う1枚の資料で説明いたしました。
①先ず、自社自店としてなぜ産直売場を導入するのか。どのような産直売場を作りたいのか、またそれは何故なのか?
②産直売場のルールブックです。売場の管理方法や運営、契約等に関して。例えば傷んだ商品はどうするのか?産直商品を集める範囲は?
③産直売上=生産者数☓商品数、生産者募集方法は肝です。誰がどのようにして何人集めるのか。また何を集中的に集めるのか。
④実際に集まった(集まりそうな)生産者と商品群を想定でつくる売場づくりはOPENの時は一番難しい。また産直らしい演出、販促とは?
⑤取りあえずOPEN出来たとしても、1週間後、1ヶ月後、1年後にOPEN当時の売場が維持出来ているのか?その為にも生産者を確保し続ける事が必須

よくある事例としては、
先ずは④の箱モノに優先投資して立派にOPENするものの、肝心の地元生産者や商品が集まらず売場がガラガラ、市場や物産店から商品集める「道の駅」
取りあえず③の産直売場だ!と言って生産者募集したものの、陳列する売場や管理運営が曖昧なままスタートし、バッティングと値下げ合戦で会員離脱していく「食品スーパー」
先方の相談者は「あるアル」で大きく頷いていました(^^♪

当社の産直コンサル、プロデュースは基本この順番、特に①②はじっくり時間を掛けてブラッシュアップします。
何故かと言うとそれが他店の産直売場と差別化する、NO1産直販売づくりのポイントだからです!

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