しかし、その重要であるリピータ(お得意様)の購買動向にあまりにも無関心な経営者が多いのも事実であります。
お得意様はどこに住んでいて、どのように来店し、何人家族で、単身?シニア?・・・。全く知らず勘だけのマンネリ販促。
しっかりと効率良い経営戦略を立てたい経営者の方に
近年、商圏やターゲットが大きく変化しているのをご存知ですか?
商圏、顧客像がわからない
小売業はリピータ商売だと確信しております
釣りで考える商圏
私は商圏と顧客(ターゲット)について説明する時、よく釣りの話を題材にします。同じ釣りでも目標魚種(ターゲット)によって釣り方が180度変わります。タイなのかカレイなのかアイナメ、アジ、ハゼETC・・・。釣る時間帯や場所によっても餌や道具、心構えまでも大きく違うのです。ほとんどの釣り人は目標魚種に応じて最適な釣り場と時間帯、道具や餌を探り行動を起こします。
小売業のお得意様商売もある意味“釣り”と一緒だと私は思います。自店に今来ているお客様(魚種)は何か(属性)。自店で取り込みたい顧客層は何か?そのための準備は(道具や餌)。そしてその顧客層が大量にいる漁場、減っている漁場(商圏)はどこか?
マーケットリサーチを行わず販売活動を行っている小売業はある意味釣り糸を沢山垂らし、撒き餌を行っている釣り人と同じです。それでも沢山釣れた時期(リーマンショック以前)は良かったのです。少子高齢化と競争激化でマーケット(釣り場)が年々縮小する現在、店舗や商圏の現状分析を行い、最適な営業戦略を組み立てるのは規模の大小関わらず、少ない経費で効率よく結果を出す必須アイテムだと確信しております。
商圏調査から解かること
商圏調査から調査店舗の商圏構造・実態(属性)及びマーケットシェアを把握し、商圏上の特徴や課題を抽出します。このことから今ある売上実績の裏付け、理由も見え始めてきます。要因、理由も分かれば的確な対策も可能です。また既存店舗の将来予想図(売上増減の可能性)、増床、リニューアル、業態変更、閉鎖などの方向付けを第三者的立ち位置から提言いたします。※その他オプションとして、競合店出店による影響力予測、増床改装、業態変更などによる予測調査も可能です。