昨年の10月全国スーパーマーケット協会から発表された、「スーパーマーケット年次統計調査2024年」によりますと、アンケート回答されたスーパーの地場産食品コーナ設置率が70.9%となっておりました。 出典元 https://www.super.or.jp/?page_id=4223
2020年から、68.8%、74.6%、74.6%、74.4%とここ3年ほど75%前後をキープしていたのですが、今回2024年は4%前後ダウンしてしまいました。
その中で食品スーパーでの地場産食品コーナの設置率は店舗数や規模、都市圏地方圏で少しデータでの違いが出て来ました。
先述の「スーパーマーケット年次統計調査2024年」によりますと、地場産食品コーナ設置率では①「より複数店舗の大型チェーン」②「小型より大型店舗」③「都市部より郊外型」に設置率多い傾向が見られました。
私自身も②の売場効率重視で回転率良く効率良い商品で狭い売場をより活用しょう。という考えは理解出来ます。しかし、①のより複数店舗の大型チェーンを産直品で網羅しようとするのは中々無理があると思います。先ず、一般の産直生産者の同じ商品で10店舗以上埋めようというとかなり大型法人農家でないと難しいからです。そのため、産直品といってもどこもかしこも売場に並べている産直のNB商品がメインとなり、お客様からすると「産直らしさが無い」売場になってしまっています。③は都市部では生産農家が少なく商品が集まらないからでしょうか。
しかし、上記の事から逆に「都市部の小型店舗」で産直売場が展開出来ると、近隣で展開していない事もあり、スゴク話題や差別化になると思いました。なぜ「都市部の小型店舗」で産直売場の展開がし辛いかというと、「坪効率が悪い」「生産農家が少ない」がメイン要因かと思われます。
しかし、「アコーディオン売場」や「生産者セグメント」採用により、ある程度「都市部の小型店舗」でも「都市型だからこその産直売場」が構築しつつあります。
ご興味ある方はは3/7(金)3/17(月)の「高質産直売場構築60分セミナー」ご参加してみて下さい。「都市型だからこその産直売場」の一部を解説させていただきますね。
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