新規生産者獲得のアイディア②

「待ちから」、「出向く、歩み寄るへ!」

生産者や商品を集めようと開拓し始めると、「納めたいけど現状納品出来ない、難しい」と言う生産者と必ず遭遇します。

理由は「①納品したいけど、足が無い、時間が無い」「②午前中納品が時間的に無理」「③残った商品の引取り(当日)が出来ない」などなど。

 

これら生産者の課題を解決しない事には、新規生産者を増やすことはとうてい出来ません。

 

例えば①の「納品したいけど、足が無い」と言った生産者に対しては、店側から集荷に行ってあげる。宅配便を利用する。定期集荷便を構築する。など。一軒一軒回って集めるのではなく、場所と時間を決めて集荷に伺う。例えば「毎週火曜と金曜日の午前8:30までに〇〇集会場へ」など。こうすると集荷に行く方も楽だし、中には通勤で同じルートを通る住民が近所に偶然に居て、その人の母屋を定期集荷場にしてしまった!と言うケースもありました。灯台元暗しですね。まずは実行あるのみ!

また、集荷配送料の案としてA)コンテナ1個ごとの定額料金、B)クルマ1台の変動料金、(積み込むコンテナが10個だと@1000円、100個だと@100)などがあります。B)だと「沢山集荷すると配送料が割安になります。だから皆さん沢山出荷してください。」とその現場でも出荷を促し易くなります。

 

また、③「残った商品の引取り(当日)が出来ない」に関しては、これを行うと朝と閉店後の2回店舗に行かなくてはならず、生産者にとってはかなり負担になります。お店によっては回収に行かないと(複数回)ペナルティで納品禁止になったり、廃棄した場合の廃棄代金まで請求する店舗もあります。

ただ、この方法は、私は余り感心しません。店側が「お前の野菜預かってあげているんだぞ、売ってあげているんだぞ!」だから「残ったら取りに来い、野菜捨てるのも経費掛かる、経費はお前の方で負担しろ!」と親方商売、大手資本の論理のように聞こえてなりません。

ではどうしたら良いでしょうか?私は生産者とお店との信頼関係の中でルールを決めて、「基本、葉物は2日販売。3日目から半額シールを店側で貼って、陳列場所を移動して完売を促します。」「見切り値引希望しない生産者はバックルームに保管またはこちらで廃棄しますので。」廃棄量がどれだけあるかにもよりますが、産業用の燃えるゴミの袋で出したとしてもしれた金額です。改めて請求するほどでは無いはずです。逆にいつもそれだけ多く余ってしまうのなら、売場の商品量(例きゅうりが多すぎる)のコントロールや鮮度レベルや価格面のアドバイスなどを廃棄の多い生産者に対し現場ですべきだと思います。

 

 

 

私達(店側)のルールを一方的に押し付けてませんか?

私達から「出向く、歩み寄るへ!」が新規生産者獲得の第一歩です!

 

2018年08月20日|分類:最新情報, 直売所・生産者, 販促のヒント