代表紹介

 

1961年仙台市生まれ

仙台育英学園高校~日本大学法学部新聞学科卒業

1985年4月ブルーチップスタンプ㈱入社 一貫して小売店・商店会の販促企画、地域スーパーの経営指導、マーケティング、出店調査のサポートなどの営業業務、管理職を担当

2006年6月自分が培ったキャリアとコンサルティングをより活かすために起業を決意、退社

2006年12月株式会社コストSP総研を設立

2016年4月独立行政法人中小企業基盤整備機構 企業連携支援アドバイザーに任命される 2018年7月~2020年3月 中小企業庁みやぎ県よろず支援拠点コーディネーター拝命

 


「販促のチカラを借りて」

私が初めて「販促」という言葉を知ったのは、大学を卒業して新卒で入社した会社でのことです。
入社当時は「販促=反則=非社会的な営業行為のこと?」と受け取ってしまい、人前で言葉にすることを憚ったり、躊躇していました。
しかし、販促の仕掛け方や内容次第で売上を倍増させたり、お客の行列を作ったり、経費をコントロールする手法を覚え、「販促のチカラ」を日に日に実感していました。また客先にも本当に感謝され、社員や家族と同等の扱いを受ける様な存在になっていきました(私だけではありませんが)
経営相談などコンサルティング的要素が多くなったのもこの頃からです。
当時、客先は商店会や酒販店、ガソリンスタンド、美容室などを中心として多種多様でしたので、自然と業種にとらわれない販促策を開発し実践することが出来ました。その後、バブルの頃からポイントカードが主力商品となっていったので、客先はスーパーマーケットに代わり、おかげで私は日本全国のスーパーマーケットを数多く見ることが出来、繁盛店独自の販促策が沢山あることを発見しました。

「競合は変化し続ける消費者とトレンド」

15年前、思うこと、やりたい事があり、退社独立いたしました。
当社の販促に関する考え方は、以前私がこの販促会社で学んだ経験をベースに、現在の消費者心理とトレンドをミックスさせたNEW販促策です。ですので時代とともに変化していきますが、根幹は不変であり、それはお店と消費者の間の絆や満足感、驚きやワクワク感を与えることを原点としています。
私は仕事がら地方に行く機会が多くあります。以前は活気があった商店街やローカルスーパーなども行くたびに活気がなくなるどころか、閉店していたり更地になっていたり寂しい限りです。地方には地方の良さがあります。駅前の定食屋で昼飯を食べ、地元の小売店様で仕事をさせて頂き、夜は地元の旅館で宿泊し、新鮮な食を頂きながらお客様の戦略を練る。しかし久しぶりのその地を訪れると、馴染の定食屋は廃業し更地に、こじゃれた旅館はビジネスホテルチェーンになり、お得意様だった小売店は全国チェーンに加盟するか閉店するかで悩んでいる。この現象はいまや日本全国どこにでも見られる現象なのです。


「だから、地方と中小を応援し続けます」

このままではどこへ行っても同じような風景になってしまう。どこの駅前にも同じ店舗、同じメニュー、同じサービス。そんな金太郎飴みたいなつまらないニッポンにして良いのでしょうか。日本には四季があります。その土地その土地に必ず文化があり歴史があります。その土地を愛する人たちが居ます。当社がある仙台市でも夏の風物詩でもある七夕まつりに参加・協賛しない県外企業が増え、七夕まつりも年々縮小傾向にあります。
そんな日本に突如、3.11東日本大震災が襲ってきました。未曾有の大震災。普通に考えれば地方・中小はますます疲弊し、死んでしまいます。しかし、この大震災をきっかけに「地方や中小」が過去に無いほど大きくクローズアップされたのも事実です。当社はその疲弊し苦しみ、困っている、地方・中小企業を販売促進や市場調査、マッチングビジネスで応援・支援していこうと思います。

 

「ピンチをチャンスに!」

大げさなようですが、今日本と言う国、人が試されていると感じました。
当社も3.11を境に大きく変化しました。組織も資金もありませんが、「アイディアと行動力」「志と絆」だけは自信があります。
現在の消費者心理とトレンドをしっかりと踏まえ、販促に繋げ、1店舗でも多く繁盛し、その地域が1日でも早く復興成し遂げれる様、全力を挙げて取り組みたいと思います。