POPはモノ言わぬ24H販売員①

直売所の売上アップの代表的な手法の一つに「POP」があります。POPは直売所に限らず、小売店や飲食店~一般企業、メーカまでほとんど全ての業種、業態に対応する代表的な販促策と言えます。

ではPOPがなぜ必要なのでしょうか?私は下記の4つだと思います。

 

1)消費者の約80%は、売場で購入商品を決めている
2)従業員がタイミングよく接客・商品説明できない
3)買う理由やきっかけが無いと中々買って貰えない
4)滞店時間と購入金額は比例する(POPを読む)


特に3)買う理由やきっかけが無いと中々買って貰えない、今の消費者に対し、買う理由を教え購入のきっかけづくりをしてくれる代表者が私は「POP」だと思います。

実際に「POP」を1枚付けただけで、売上が何倍にも伸びた事例や販売コントロール出来た事例など、数々の伝説や体験者などが多くいらっしゃいます。

POPは迷っているお客様の購入スイッチを押して上げる、もう一人の販売員なのです!

POP(ポップ広告)は、Point of Purchase(ポイントオブパーチャス)購買時広告と言われ、1960年代にアメリカからスーパーマーケットと一緒に日本に上陸したそうです。

但し、このような教科書的な説明をしても生産者やスタッフの方々には中々理解して貰えません。

私はPOPをより身近に感じて貰いたいため、POPの役目は「パッ(P)と目に入り」「お~おっ(O)と立ち止まり」「ポイ(P)っとカゴに入れてしまう」皆さんの商品を手に取らせてしまう、モノ言わぬ24H販売員なのですよ。そういう説明をすると、皆さん「なるほど~♪」と納得するのでした。

 

※次回はPOPの胆、キャッチコピーとそのアイディア出し方について

 

 

2017年02月26日