駐車場は直売所の生命線!客数アップのヒントその1

長いことブログを休んでいました。

ブログ=日記と捉えるなら、本来毎日更新を行わなくてはいけないのですが、私自身は週1回更新を目指してスタートしました。しかし、実際には月1回ペース><。今日からは、週1回更新を目標にブログに販促や市場調査、集客に関してのヒントや私なりの持論を書かさせて頂きたいと思います。

 

今回は客数アップのヒントとして「駐車場は直売所の生命線!」

都心の直売所なら別ですが、私が日々伺っている郊外や農村部の直売所、道の駅のほとんどが車客、バイク客です。おそらく90%以上そうなのではないでしょうか。車客の場合、まず駐車場にスムーズに停めてから、安心して全員で購買行動開始なのです♪しかし、①台数不足②案内不足③サイズ不足④整備不足などにより、スムーズに停めることが出来ずにスルーされてしまうことが良くあります。食品スーパーの場合、1台スルーにつき平均1人減ぐらいですが、直売所の場合、複数人が相乗りしてくるケースや同乗の家族複数が購入してくれるケースが多いので直売所の1台スルーにつき1.5~3人減ぐらいの客数減につながります。その為にも①台数不足→ピーク時の台数確保(ピーク時来店客数の1.5倍程度)、②案内不足→誘導員や誘導看板、案内告知の設置、③サイズ不足→1台がゆったり停められるスペース(500~600×250前後)、可能ならダブルライン。④整備不足→コンクリート陥没、水たまりなど。

台数が不足なのだが、物理的にも土地が無く拡張が難しい場合には、②や③、④をしっかり補い、運転手や同乗者のストレス負担を最小減にすることが大切です。逆に台数に余裕がある場合は③を拡げて、1台1台停め易くする改善も必要です。

以前、ある大型のショッピングセンター500台の駐車場をダブルラインにして1台スペースを拡大したケースがありました。このショッピングセンターでは通常で100~250台、ピークでも300~350台。満車になったとしても盆と大晦日の年間2日間の内の数時間だけらしいので、思い切って380台に減らして停め易くしました。結果、女性ドライバーやシニアドライバーなどからも「明るく停め易くなった」とお褒めの言葉を頂き、駐車場の空きスペースも減ったので、台数が多い=賑わっている印象を与えることが出来ました。

 

賑わい感をイメージさせる別の手法とヒント「スタッフの車と駐車場の活用で無料の繁盛演出術を」←こちらもご参考に!

 

 

直売所の場合、基本はお店の前を通る車客をいかに多く駐車場へ誘導、駐車させることが出来るかが、集客の生命線!だと確信しています。

是非、皆さまの直売所駐車場の見直しを消費者目線で考えてみて下さい。


2016年08月04日