今年のGWは「安・近・短」!3幕構成での設計図で乗り切る

今年はゴールデンウイーク(GW)はアメリカ、イスラエルのイラン攻撃。両国によるホルムズ海峡封鎖など予断を許さない状況中で迎えそうです。ガソリン高騰、原油高により商品や包材などの値上げや品不足など不透明な状況の中で、今年のGW「旅行に行かず、自宅で過ごす」といった節約型の人たちが例年よりも10%以上多いといった新聞社でのアンケートもあります。また、曜日の関係も重なり長期連休と言うより、5/2(土)~6(水)の5連休だけにした会社関係も多いとか。
そのため、今年のGWを単なる「大型連休」という例年同様一括りのイベントとして捉えているなら、その認識は直ちに改めるべきです。
約3週間にわたるこの期間中、お客様の生活リズム、利用シーン、そして財布の紐の緩み方は劇的に変化します。この変化を無視して全期間同じような売場を維持することは、自ら売上のチャンスを放棄しているのと同義です。
GW商戦の成否は、期間を「3つの幕」に分け、それぞれの時期に最適な「売るもの」と「売り方」を戦略的に設計できるかどうかにかかっています。
お客様の心理変容を先読みし、価格と価値を段階的に引き上げていく「3幕構成」の設計図を以下に提示します。

4/20 〜 4/26
第1幕:助走
日常の延長線
期待感の高まり、高単価商品への反応テスト

4/27 〜 5/3
第2幕:本番前半
外向き需要
行楽・BBQ・帰省・集い・ボリューム重視

5/4 〜 5/10
第3幕:本番後半
内向き需要
母の日・連休疲れ・癒やし・高付加価値
これから解説する設計図に基づき、まずは連休が始まる前の「静かな変化」から捉えていきましょう。
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第1幕【助走】:4/20~4/26 - 「日常」から「商戦」への架け橋
この時期は爆発的な売上こそ見込めませんが、本番の勝敗を左右する「戦略的テスト期間」です。ここでの検証を怠れば、本番で提示すべき「売れる型」を見失うことになります。
核心の問い:なぜ「直近の売れ筋」の再確認が必要なのか? この時期はまだ「日常の延長線」にありますが、お客様の意識は確実に非日常へと向かい始めています。
これからの本番に向けて、「値頃感ある安さを」「近場のお客様に」「短く小さく」買上点数を上げる戦略、先ずは客数を高める戦略が必要です。
この時期、価格が高い(値頃を外している)量目が多い(余りそう)な商品を目にした近隣のお客様(リピータ)は、GW本番の買い物候補店選択肢から外れてしまいます。
この辺りの購買心理と暦の関係を理解し、生産者にこの時期小まめ出荷して貰えるよう声掛けをしていきましょう。

明日は、第2幕:本番前半について投稿しますね。

産直販売プロデューサー 沼澤裕

産直販売プロデューサー 沼澤裕

株式会社コストSP総研 代表

産直販売が好き過ぎて仕事を代えた宮城県の男性/産直コンサル実績15年延べ220件以上/始めたきっかけは、元々地場野菜やローカル商品が大好きで全国の道の駅、食品スーパーに立ち寄るのが趣味でした。その「見て聞いて食べてきた」体験談を小売業社長に話すうちに「うちでもやりたい」「手伝って欲しい」となり、産直売場の改善、新規開設等が主力業務となりました/産直は立地・規模に関わらず、大手に対抗出来る数少ない集客策と確信しています!

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