みやぎの環境にやさしい農産物キャンペーン行ってきました

昨日、今日と仙台市内にある食品スーパーで行われた、「みやぎの環境にやさしい農産物キャンペーン」にて「特別栽培農産物」の消費者PRイベントでした。

「特別栽培農産物」とは、その農産物が生産された地域の慣行レベル(各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が5割以下、化学肥料の窒素成分量が5割以下、で栽培された農産物。(農林水産省HPより抜粋)

ひと言で言えば農薬や肥料を軽減させて、県の認証を得た農産物となります。
47都道府県で一部名称は違いますが、行われております。
宮城県の場合、「特別栽培農産物」の耕地申請面積は平成21年をピークに下がり始め、令和6年はピークの約7割、申請面積で2414ha、生産者数も1094人だけだそうです。
さらに生産者の70%以上がお米の生産者なので、野菜や果樹での「特別栽培農産物」は宮城県の場合非常に貴重です。

今回、県から「消費者から特別栽培農産物を購入したいのだけど、身近なところで販売しているところが無い」、食品スーパーからは「地場の生産者以外に有機JASなどのオーガニック商品を取りそろえ、新たな顧客獲得と競合と差別化していきたい」との声を頂き、当社の方で間をプロデュースする形で食品スーパーで実現しました。

お客様の反応も若い方を中心に極めて良く、「探していました」「継続して購入して行きたい」などの生も声も聞かれ、キャンペーンは成功だったと思います。

この「特別栽培農産物」、なかなか普及していない都道府県もあり、行政、農家さん、そしてその対象農産物含めて販路開拓や消費者キャンペーンなど苦労しているケースをお聞きします。
私は食品スーパーや道の駅などにこの「特別栽培農産物特設コーナ」を設置して、認証農家さんや行政とタイアップした認証制度説明会など、これからの産直販売の在り方のひとつだとおススメしている最中です。

「特別栽培農産物」47都道府県で一部名称は違いますが、行われております。
先ずは皆さまお住まいの「〇〇県 農産物認証制度」で検索してみたらいかがでしょうか

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